EJC2019レポート
先日初めての海外及び初めてEJCに参加してきました。きのしたと申します。
この記事は個人の主観で「EJCってどんな感じなの?」ってところをダラダラ書いていきます。
流れとしては
- EJCの会場
- EJCの催し物
- EJCに関する疑問
- 個人的な感想、まとめ
こんな感じで紹介していくので不要な部分は読み飛ばしてください。
1.EJCの会場
ぼく個人の思い出を書いていきます。完全に主観です、ご了承ください。
①会場の様子
会場内でテント泊ができます。
今年はテントや寝袋など野宿セット一式をEJC公式から貸出を行っていました。
②メインジム
24時間解放されており好きな時間に練習ができます。コンセントがあり充電が可能なので争奪戦が起こることも。噂には聞いていましたが、会場内で寝る人、楽器を弾く人などがいました。
早朝に行くと、深夜に作成された建築物を見ることもできます。本当に自分の道具だけなんでしょうか。
メインジム内には飲食スペース及びラウンジが併設されていました。ボードゲームの貸出も行なっていたようで、言葉が通じなくても交流ができる場に。
そしてワークショップ情報、メインジム内の壁に紙を貼る形式です、よく見ると道具のアイコンも。数が多過ぎますね。ワークショップ終了後は各国のイベント情報の掲示スペースになっていました。
③各種テント
宿泊用のテントではなくイベント用のテントです。
まずガラテント、EJC最終日のガラショーや、ゲストによるショー、ディアボロバトルが開催される場所になります。
次にMarybelle Tent、オープンステージやその他のショーが開かれました。収容できる人数が少ないので開場前は長蛇の列になりがちですね。
その他のテント及び野外ステージは多過ぎるので割愛、会場のマップがこちら。
④飲食関係
まず支払いについては全てリストバンドで可能でした。参加証でありながら現金をチャージすることで会場内で買い物ができる仕様となっています。
会場内には飲食施設がいくつかありました。コーヒーショップ、ハンバーガー、ピザ、ワッフル、ジム内に併設されている飲食店、夜は飲みながら踊れるバー、完全にお祭りですね。
飲食店のみならず、食料を買えるショップもありました。正直なところEJC期間中の食費が結構かかるのではないかと思っていたので、このショップに助けられました。
余談ですが、イギリスはご飯が美味しくないと聞いていましたが、全然そんなことはなかったです。
2.EJCの催し物
EJCってどんなイベントがあるの?という部分を掻い摘んで紹介していきたいと思います。
①パレード
会場から街へのバスに乗り、参加者全員で行進します。規模が凄い。有名な二段バスに乗って街へ出発します。
街へ着いた後、パレード開始まで時間があるので自由行動、人によってはストアで買い物したり、ぼくらは街の中心部へ向かいました。EJC期間中では街を観光できる機会にもなります。
街の中心部は凄い人集り、そしてすぐジャグリングする人達、そんな人達を見て盛り上がる市民の方々、そして食べ歩き。
パレード開始前、スタート地点に集合、いやこれ全員参加するんですね、多過ぎる。
そしてパレード開始、老若男女問わずジャグリングする人もできない人も全員参加!日本だったら逮捕されそうなことしてる人もいますね。
パレード終了後は買い物やらジャグリングやらをして時間潰し。そして街で開催されたファイアーガラショーを見ました。
②オープンステージ
今年は3日目に出演者を募り6日連続で開かれました。出演者の事前情報などはありませんが、毎日演者が変わり多種多様なショーを見せて貰えます。個人的には毎日の楽しみでした。
ちなみにぼくは初日のオープンステージに出演しました。次の日から「演技を見たよ!」と話しかけて貰えて、色々な人と交流することができました。来年もEJCに行くなら絶対また出演したいですね。
オープンステージに限らず待ち時間も楽しいのがEJC、並んでいると外人の方が話しかけてくれることが多々あります。ぼくは英語全然できませんが周りの日本人に助けられながら交流していました。
③レネゲードショー
「観客が面白いと思ったら酒が貰える!誰か前に立って演技するクレイジーなヤツはいるかァー!?」本当にこんな感じです。出演する時は順番待ちの椅子に座るだけ。日によって主催者が変わり、面白ければ王になれる日もありました。意味わからないこと言ってますね。
④ファッションショー
もうジャグリング関係無いですね。って思いましたが意外とちゃんとジャグリングしていました。日本人の間で大好評だったイベントです。ちゃんとパパラッチやSP、舞台に上がる熱狂的なファンなどのサクラが居ます。仕込みが凄い。
⑤ウエスタンショー
ウィップクラッキング、トリックロープなど日本では滅多に見られない道具のショーが開かれていました。
⑥各種コンペティション
ウィップクラッキングの大会、ユニサイクルの大会、IRC(IJAのヨーロッパ地区予選みたいなもの)等の大会がEJC期間中に開催されていました。
⑦Fight Night
コンバット大会です。大盛況で見えない。
⑧ディアボロバトル
EJC最強のディアボロプレイヤーは誰かを決めるバトルです。ぼく個人は諸事情により予選通ったのに予選落ちしました。
⑨ガラショー
EJCのラストといえばガラショー!世界各国から凄いパフォーマー達がEJCの最後を飾るにふさわしいショーを披露します。今年は強風の影響でメインジムの中での開催となりました。開演前には客席に風船が。出演者は毎年変わるので、来年のガラショーも楽しみですね。
⑩その他イベント
まだまだいっぱいあるんです。自分の行きたいイベントに行って、それまで練習したりご飯食べたりダラダラしたり、過ごし方は自由です。こちらもパンフレット参照でお願いします。
3.EJCに関する疑問
これからEJCに行こうと思っている方、今年のEJCを見てEJCに行ってみたいと思った方、そんな方達に向けてある程度の紹介をします。
①お金ってどれくらいかかるの?
ぼく個人は
・飛行機代 200,000円
・所持金 20,000円(滞在費)
・カード払い 20,000円(滞在費)(お土産等)
・パスポート 20,000円
・EJCチケット 20,000円
・寝袋レンタル必要な荷物etcetera....
で大体30万円くらいですかね、凄い高いわ。
ぼくの場合、海外での飛行機乗り継ぎが怖すぎて直行便にしたことや、北海道から羽田を経由しているということもあり、飛行機代が高くなっていそうです。
同じ北海道から香港を経由した方の飛行機は、往復12万円だったということも聞いたので、もう少し安く済みそうですね...。
ちなみにぼくは2ヶ月前に飛行機取ったのでかなり高かったです...。
今回は会場でのテント泊で計算していますので、ホテル泊を考えている方はもう少し経費が加算されます。
②英語できないけど大丈夫?
ちなみにぼく個人は全くできません、「三単現のSがわからない」って言ったら東大生にドン引きされました。それでも今回大きなトラブルも無くEJC終えることができたので何とかなるんじゃないんですかね、生存バイアスがかかっていると思いますけど。
海外に行けば英語話せるようになるとかそんなことは全く無く、"英語を話す抵抗が無くなった"という感じでした。知ってる単語だけで自分が聞きたいことはなんとかなります。
ただ相手の英語は全く聞き取れないので「(この人たぶんぼくのディアボロ凄いねって言ってるんやろな!)」→「センキュー!」ってパターンが多々ありました。
出国前は「困ったらGoogle翻訳に頼ればええやろ!」と思っていましたが、会話の中でアプリを使う余裕など当然ありませんでしたね。
EJCをもっと楽しみたいのであれば多少はできた方が良いのでは無いのでしょうか...ぼくも帰国したら勉強します...。
③初めての海外で不安なんだけど?
幸いなことにEJCは他にも日本人がいっぱいいます。同じルートを使って会場に行く人もいるでしょう。不安なこと、わからないことがあれば是非EJCに行った知り合い、もしくはぼくに聞いてください。(ぼくはあまり頼りにならないので、問題を解決できそうな人に聞いて教えます!)
また、他のジャグラーの方がこんな記事を書いていますので、こちらのリンクを参照してみてください。
④何持っていけば良いの?
基本的にパスポートとスマホとクレカさえあれば何とかなります。と教えられたので何とかなると思います。あんまり荷物多いと邪魔になるってのもあります。
今年のEJCの持ち物について公式の説明を
翻訳したページがあります。参照してみてください。
第412回 【EJC参加者必見】EJCの持ち物 | PONTE
来年も来年で公式からアナウンスがあるかと思います。
⑤その他の質問
挙げるとキリが無いと思いますので割愛、TwitterのDMでもなんでも結構ですのでお気軽に質問してください。
4.個人的な感想、まとめ
「EJC2019、10日も海外にいて本当に楽しいのかな?絶対途中で帰りたくなりそう...」と思っていたのですが、全然そんなことは無かったですね。
EJCは「ただジャグリングをする」というイベントではなく、ジャグリングをしたり、見たり、海外のジャグラーと話したり、ボードゲームをしたり、街を観光したり...。色んな楽しみ方があるイベントなので、きっと色々な人が自分好みの楽しみ方を見つけられると思いますよ!2度目になりますが、「EJC行ってみたいな」「EJC興味あるな」って方は是非お気軽にお声掛けください、可能な限り力になります。
最後になりましたが、ぼくが今回EJCに行くにあたって相談乗ってくれた方々、期間中に助けてくださった方々、本当にお世話になりました。ありがとうございます。
ちなみに来年のEJCはフィンランドらしいですよ!来年も楽しみです!それでは!